中央公園で冬の自然観察会

1月30日に中央公園(けやき台)で冬の自然観察会が行われました。 中央公園の自然観察園は一般開放はされておらず、夏と冬に行われる自然観察会で入ることができます。

ヤマガラ
ムクドリの群れ

公園を出発しようとしたところで公園に住むムクドリの群れとヤマガラがお出迎えのように顔を出しました。昨年同様に森に入る前に池すむ水鳥を紹介されました。黒と白のツートンが特徴のキンクロハグロが泳いでいました。とても警戒心が強く、人が森に入ってしまうと逃げてしまいます。

池を渡る橋を渡ったところでタヌキのトイレ(ため糞と呼ばれるそうです)がありました、タヌキは同じ場所にトイレをする習性があり、つがいが共同で使っていましたが、オスのタヌキが観察会当日の早朝に事故で亡くなってしまいまいました。

途中で巣箱を新しい物にかけ変えします。古い巣が残っていると使ってくれないそうです。

カシナガという体長5ミリほどの昆虫が木に入り込み、持ち込んだ菌が原因で水を吸い上げることができず、ナラ枯れしてしまった木です。悪いことばかりではなく、森の木の更新に役立っているのかもと説明されました。枯れた木は枝が落ちてくるので注意が必要です。

ナラ枯れをした木を見つめる

アナグマの巣を紹介。夏になるとメスのアナグマがこの穴で子育てをします。オスは一切子育てをしないそうです。カメラを設置して撮影をしています。

アナグマの巣

参加者は熱心にメモを取り質問をされていました。今回も撮った映像の上映は行えませんでしたが人と自然の博物館で出展をするというお話がありました。

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