12月11日(日)、三田市中央公園のササユリ保護区でごもくやさんがササユリの播種を行いました。
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この方に取材しました。
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ごもくやさん
三田市のウッディタウン中央公園で里山を管理するボランティアです。里山の草木を間伐・下草刈りなど森の手入れをしたり里山で暮らす生き物の生態を記録を行っています。代表は上村哲三さん、記録係は中田真一さんが行います。2010年から活動されています。
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ササユリの発芽は時間がかかります。
ササユリは播種を行ってから1年ほど時間がかかります。さらに自然の中では発芽に必要な環境が揃わず発芽しない事も多いです。そこで、ごもくやさんでは集めたササユリの種を人の手で発芽させています。
発芽したササユリ。とても小さな球根が出ますが見つけるのはとてもむずかしい。昨年に植えた種は平均よりも多く発芽しました。
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ササユリってどんな植物?
ササユリは日本原産のユリ科の植物です。種の発芽に1年、開花まで平均で7年もかかります。害虫にも弱いため近年、数が減少しています。ごもくやさんではササユリの保護活動を2010年から行っています。
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ササユリの播種
「今年は種の植え方を変えてみた」と代表の上村さん。いつもは落ち葉を被せて上から押しますが今年は土だけを被せました。また、11月に三田市立けやき台小学校3年生の野外体験学習会で下草刈りと種まきを行いました。
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ササユリの生育数
2011年の最初の記録では一枚葉が50株、本葉(複葉)は120株でしたが、およそ10年で一枚葉は4000株以上、本葉(複葉)750株以上になりました。ごもくやさんとけやき台小学校の児童たちの協力で大きく数を増やすことに成功しました。一枚葉も下草が多い年には調査がむずかしいとの事で少なくとも把握した数よりも実際には多いとの事です。